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五十肩について

 早くて30代遅くて70代でも起こる「五十肩」は強い痛みがあります。突然、寝られないような痛みが起こり、深夜に痛みが強まります。原因ははっきりしない場合が多いですが、主に「加齢」だと言われています。

 症状は「肩が上がらない」「深夜に痛む」などがあり、自然治癒には1年から2年ほどかかる場合がほとんどです。また、男女問わず発症します。

 肩関節内におこる「石灰沈着」の場合は整形外科で注射による治療で早期に回復する場合もありますが、今回は加齢による肩周囲の筋肉・筋膜のバランスが崩れる五十肩についてお話します。

 肩関節を動かす筋肉は三角筋や上腕二頭筋・上腕三頭筋・広背筋・大胸筋の他インナーマッスル(ローテータカフなど)が沢山あります。これらのどの筋肉が障害されているかはそれぞれですが、発症した段階では複数の筋・筋膜が障害されている場合がほとんどです。専門家でないと特定することは難しいと思われます。

 五十肩の自宅での運動は「アイロン体操」が有名です。立った状態で腰を前に曲げ、アイロン程の重さのものをぶら下げて前後に揺らす運動です。これも効果的だと思われますが。やはり障害を受けた筋・筋膜などをきちんと検査できる専門家に診てもらうのが回復への早道だと思われます。

 五十肩は自然回復した場合、痛みがなくとも肩が上がりきらない障害が残る場合が多いです。当院では、痛みのほとんどない施術とセルフトレーニング指導を行います。お困りの方は是非ご相談ください。


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