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50肩について


40代50代になると増えてくるいわゆる「50肩」は加齢や筋力低下により肩のバランスが崩れ、動きによる痛みや夜間痛などを引き起こします。治療をしないと長くて2年以上痛みが続きます。特徴としては髪を結ぶ動作と帯を結ぶ動作をしたときに痛みが出やすくなります。個人差が大きく、軽い方だと少し違和感のある感じですが、重い方だと痛くて眠れなくなってしまうほどです。運動不足の方と肩を酷使する方がなりやすいようです。

 50肩だとわかった場合、一番良くない対処は「何もしない」ということです。確かに動かさないと痛みは出にくいですが、痛みが取れたときに肩の可動域が狭くなってしまいます。洗濯物を干すときに片手でしないといけませんし、服の着脱も不便です。そうならない為にも「出来るだけ動かす」ことが大切です。コツはやや痛いぐらいにとどめておくことです。例えばゆっくり前に手を上げて痛いけど我慢できるくらいで10秒耐える、ゆっくり後ろに伸ばし同様に10秒耐える。それを毎日繰り返すと少しずつ可動域が増えてきます。

 治療法としましては鍼灸が効果的ですが、50肩でも石灰沈着を起こしている場合は整形外科で石灰を取り除いてもらうほうが良いと思われます。

 肩に違和感を感じたら病院や鍼灸院で診察をうけて早めに対処すると治癒も早くなります。


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