手の痛みについて
人間の手は他の動物よりもかなり複雑な動作ができます。一説には手をより高度に動かせるために脳が発達したともいわれています。
手の痛みの場合、病的なものを除いてほとんどが「手の酷使」です。仕事やスポーツ、趣味などにより繰り返し同じ動作をしたり、手の強度お上回る衝撃があったときに痛めてしまいます。
手を動かす筋肉は前腕の裏表に数多くあり、神経も尺骨神経、橈骨神経、正中神経とあります。
手のひらの付け根には8個の小さな骨が複雑に関節しています。赤ちゃんのころにはスカスカだった小さな骨は、年齢とともに小さな骨はくっついてしまいます。その骨がずれると手首の屈曲伸展するごとに痛みがでます。その場合は元の位置に戻す整体が良いかもしれません。他にも鍼灸治療、ストレッチ、テーピングなど適した治療方法があります。
このように複雑に干渉している手の組織は一つ一つ丁寧に診察していかなければなりません。治療後も毎日使っていく大事な手ですから、根気よく治していきましょう。