脳梗塞について
脳梗塞は日本人の死因第3位の脳卒中に含まれる「脳の血管が何らかの原因で塞がれる」虚血性脳疾患です。つまり、脳の血管が詰まり脳が死んでしまう病気です。
主な原因は動脈硬化で血管が狭まりそこに血栓が詰まることです。血栓は中性脂肪過多や水分不足によりドロドロした血液にできやすく、心原性(心臓内での血栓)が脳に流れて詰まらせることもあります。予防法としては高血圧の改善、血液検査を行い投薬による継続的な治療、脱水を防ぐ、などがあります。
しかし、もし脳梗塞の前兆が分かれば後遺症のリスクが半減できればそれに越したことはありません。もし、以下の症状がでれば急いで病院に行きましょう。
片方の手足がしびれる。
急に手の力が抜けて、持っているものを落としてしまう。
めまいがして真っ直ぐに歩くことができない。
ろれつが回らなくなる。
力はあるのに歩くことができなかったり、立っていることができない。
人が話していることをよく理解することができない。
文字が思うように書けない。
物が二重に見える。
片側の目に幕がかかったようになり、一時的に物が見えにくくなる。
※脳梗塞予防ガイドより抜粋
脳梗塞は片麻痺になりやすく、リハビリも困難を極めます。普段からの健康状態を把握しましょう。リハビリについてもご相談ください。