猫背と骨密度
- 2016年4月4日
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背中が丸くなった状態を「猫背」と言いますが、背中自体が丸まったものと肩関節だけが前に位置しているものと、その両方がある場合があります。ここでは女性に多い背中自体が丸まった「猫背」の話をします。
高齢になり背中自体が丸まるのは背筋が弱くなるのもありますが、一番の原因は骨粗しょう症により椎体が潰れているのが原因です。椎体とは背骨そのものであり皆様が想像する円柱状の骨です。その骨が骨粗しょう症により強度を失い全面(お腹側)が少しづつ骨折してきます。そうすると上半身の体重が支え切れなくなりどうしても前かがみになります。前かがみの状態が続くと内臓が圧迫され食欲が落ち消化吸収が悪くなります。ますますカルシウムとタンパク質の摂取が少なくなり、骨粗しょう症が進行してしまいます。
なぜ、骨粗しょう症になるのでしょうか?薬により骨の細胞が作られにくくなる場合を除き、ほとんど場合が閉経によりホルモンバランスが崩れ、骨を作る細胞より骨を壊す細胞の働きが優位になることです。これは生理的に仕方のないことですが、進行を遅らせる方法があります。薬での調整は当然ですが、自分でできる方法は「運動をする」ことです。骨に負荷がかかると骨を作る細胞が活性化し骨が丈夫になります。
最近は、骨密度検査が非常に簡単になり病院や自治体でも検査ができます。結果が思わしくなければ投薬治療と並行して少しずつでも運動しましょう。しかし、急な運動は骨折のリスクがありますので、医師と相談のうえ行いましょう。
骨粗しょう症にならない為には食事も大切です。カルシウム・ビタミンD・ビタミンkなど骨を作るのに必要な成分が多い、牛乳・小魚・小松菜・キノコ・大豆などを積極的にとりましょう。
最後に運動ですが、歩く・階段を上る・手を上げる・胸を開くなどがあります。当院では運動指導も行っておりますのでお気軽にお問合せください。





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