気象病について
先日のテレビ番組で「気候により病気になる」との放送がありました。寒暖差や気圧の差で体調をくずし、アレルギー性鼻炎や目眩・体調不良などを起こすというものでした。確かに私も気温差が激しいときは鼻炎が強くなります。
また、体調をくずす原因として自律神経のバランスが崩れるからという内容もありました。人間の身体は活発に動き戦闘モードになる交感神経と身体を休め回復させる副交感神経があります。交感神経が活発になると動きやすくなり目が覚めます。血圧も上昇します。また、消化吸収が悪くなり、疲れます。副交感神経が活発になると、心がおちつき、血圧が下がり、消化吸収が良くなり、疲れが回復し、自然治癒力が上昇します。
本来であれば両方がバランスよく活動し、問題なく生活がおくれますが、気象の変化や環境の変化、仕事や学業、その他のトラブルなどによりストレスがたまると自律神経のバランスが崩れます。そこで押してほしいのが手首の内側にある「内関」というツボです。テレビではつまようじの太い側で響くところを押すと紹介されていました。このツボを刺激すると自律神経が整い体調が戻ります。また、乗り物酔いの特効穴とも言われています。鍼や灸も効果的です。ぜひお試しください。