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ふくらはぎについて

第二の心臓といわれる「ふくらはぎ」は主に腓腹筋とひらめ筋で構成されています。膝を曲げて足首(足先)を上下させるとひらめ筋が主に動きます。膝を伸ばして足首を上下させると腓腹筋も同時に動きます。この筋肉が動くと筋の中にある静脈とリンパ管が収縮し血液とリンパ液を心臓方向に押し上げ老廃物も流れていきます。この筋肉群はとても重要で、適度な運動をすると全身が健康に向かいます。

 加齢などによる廃用性症候群でも、寝たきりの状態から足先を動かすトレーニングを始め、座った状態で足先を動かし、膝をブラブラさせると頭がハッキリして立ち上がる意欲がでてきます。つかまり立ちが出来るようになると「背伸び運動」に移ります。これもかなり効果的です。

 他にも、冷え性の改善、むくみの軽減、夜中の「こむらがえり」の予防等にも期待できます。

 当然、ツボも沢山あります。下腿を通る胃経以外の経絡(気の流れる道)は一部でもふくらはぎを通ります。昔の方も「ふくらはぎ」の重要性をよく理解されていたのですね。


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