むくみについて
「脚がむくむ」、「顔がむくむ」などでお悩みの方が多くいらっしゃいます。むくみの原因は主に病気と体調(体質)です。病気の場合は手術後にリンパの流れが悪くなったり、ホルモンバランスが崩れたり、ガンにより体液の循環が妨げられたりすることです。体調(体質)の場合は身体の水分の巡りが悪くなり一か所にとどまっている状態です。
顔のむくみの場合、前日の飲酒や疲れなどにより水分の流れが悪くなったもので時間が経つと元通りスッキリします。朝の忙しいときは、まず首の両外側を耳の下からしたに擦り、目の下と鼻の横から耳に向かい手のひらで擦ります。これでリンパの流れに乗り早くむくみがとれます。ゆっくり擦ることが大切です。
脚のむくみは夕方にひどくなることが多いです。朝は入っていた靴が夕方にはきつくなります。これは脚に降りてきた水分がリンパや静脈から心臓に戻っていかないからです。ふくらはぎの動きでリンパ管や静脈の流れが良くなりますので、「足を上げる」「つま先立ち運動をする」などのことで改善できます。それでも治らない場合はリンパマッサージをしましょう。順番は「鼠蹊部を下から上」太ももの内側をひざから鼠蹊部にかけて」「足首から膝に両手で包み込むように上に」「足先をもむ」の通りに何度もしましょう。ひざ裏も念入りに下から上に擦ると効果的です。
はり・きゅうではお腹にある「水分」「水道」などのツボが効果があります。お灸が良いでしょう。